きくらげ栽培キットで失敗しないための自宅ハウス方法って、ご存知でしょうか。
きくらげ栽培はしいたけ菌床栽培と比べて、少し難しいのでちょっとした工夫でその難易度を下げて失敗を回避することが可能になります。その方法をブログ記事にしましたよ!
きくらげ栽培キットで失敗しない為の自宅ハウス方法
きくらげ栽培キットで失敗しない為の自宅ハウス方法をご紹介していきます。
では、まずは「もりのきくらげ農園」を使用したきくらげ栽培キットで失敗しないための方法を確認していきましょう。
きくらげ栽培キットで失敗しない為の3つの方法
きくらげ栽培キットで失敗しないためには、主に3つのポイントをしっかり頭に入れておく必要があります。そのポイントが以下です。
- 空気
- 酸素
- 湿度
上記がきくらげ栽培キットで失敗しないためのポイントですが、次にその3つのポイントを詳しく解説していきますね!
きくらげ栽培キット失敗しない方法1「菌床内の空気を抜く」
きくらげ栽培キット失敗しない方法1つ目は、菌床内の空気をシッカリと抜くことです。
もりのきくらげ農園の栽培キットが届くと、菌床はビニールに覆われております。きくらげ菌床のビニール上部には、空気を抜くことができる白い空気通気部があります。
そこで、きくらげ菌床のビニール上部を絞ってシッカリと空気を抜いてから、再度空気が逆流して入り込まないようにビニールテープで白い空気通気部分を塞ぎます。
粘着力が弱いと、きくらげ菌床をテープで塞いだ後に徐々にテープが剥がれてビニール内に空気が入り込んでしまうよ!
ビニール上部内に空気が入ると、きくらげがビニールの中で発生して腐ってしまう原因になるかた注意してね!
きくらげ栽培キット失敗しない方法2「切り込みを入れて酸素を確保」
きくらげ栽培キット失敗しない方法2つ目は、菌床のビニールに対して5本ほど切り込みを入れて酸素を部分的に確保することです。
ここでのポイントは、ただ切り込みを入れるのではなく切り込みを入れたら切り込みの左右どちらかを指で押して切り込み口や数ミリ開くようにします。
そうすることで、きくらげ菌床のキクラゲ発生場所に酸素が行き渡りやすくなります。
だから、しっかりときくらげ菌床に切り込みを入れたら酸素が行き渡るように工夫してね!
きくらげ栽培キット失敗しない方法3「湿度管理を意識」
きくらげ栽培キット失敗しない方法3つ目は、きくらげ菌床の湿度を管理することです。
きくらげ栽培キットでの湿度と温度の目安は、以下です。
- 湿度:約80%以上(もりのきくらげ農園の場合)
- 温度:約15~33度(室内きくらげ栽培の場合)
きくらげ栽培キットの自宅ハウス方法が失敗しにくい
きくらげ栽培キットの自宅ハウス方法が失敗しにくい良い方法です。
※勝手に自宅ハウス方法って名付けました(笑)。
もりのしいたけ農園シリーズであれば、菌床そのものをビニールに包んで湿度たっぷりで簡単に育てることが可能ですが「もりのきくらげ農園」は少し工夫が必要です。
その理由は、森のきくらげ農園の菌床をビニールに被せて育てると、二重ビニールになってしまって湿度は約80%以上担保することができますがキクラゲ菌床の切り込み口の酸素接触面が少なくなってしまいます。
さらにきくらげ菌床のビニールに栽培用ビニールを被せると、接触面が仮に担保できても外側のビニール内の酸素が少なくなるのでこの場合も酸素が足りなくなります。
そこで、「キノコ栽培キット専用容器」を使ってきくらげ栽培をすると湿度調整も酸素調整もやりやすくなります。皆さんもきくらげ栽培キットの自宅ハウス方法で失敗率を減らしてみてくださいね。